保険と格安SIMを見直したら年間62万円の固定費が浮いた話

お金の勉強を始めるまで、保険もスマホ代も「なんとなく」で決めていました。

保険は入っていて当たり前。スマホは大手キャリアなら安心。そう思い込んでいたのですが、実際に見直してみると、我が家では年間約62万円の固定費削減につながりました。

この記事では、保険と格安SIMを見直した実体験をまとめます。

「保険は入るべきもの」だと思い込んでいた

お金の勉強を始める前の自分にとって、保険は「入っていて当たり前のもの」でした。

母がかつて保険の営業をしていた関係で、昔からその上司の方と家族ぐるみの付き合いがあります。自然な流れで積立型の保険に加入し、毎月22,000円を支払い続けていました。

疑問を持つことすらありませんでした。保険とはそういうものだと思い込んでいたからです。

107万円払って気づいたこと

保険を見直して固定費削減に気づいた体験を描いた4コマ漫画
保険を見直して気づいた「なんとなく支払い」の大きさ

2019年9月から2023年10月まで、約4年間で支払った保険料の総額は約107万円。

その間にコロナに感染し、保険金として10万円が支払われました。その時は「入っていてよかった」と思いました。

しかしリベ大の動画でお金の知識をつけていくうちに、あることに気づいてしまいました。

あの保険料をそのままNISAに積み立てていたらどうなっていたのか。

月22,000円を49ヶ月間、年利5%で運用した場合の試算では、約119万円になっていた計算です。コロナで受け取った10万円が霞んで見えました。貯金しているだけでも107万円がそのまま手元に残っていたはずです。

「保険は入るべきもの」という思い込みが、いかに高くついていたかを思い知った瞬間でした。

解約は気が引けた。それでも決断した

長年お世話になってきた方からの保険です。解約を切り出すのは正直気が引けました。

それでも自分のお金のことです。しっかりと解約の意思を伝えました。

相手の方は快く受け入れてくれました。今でも険悪にはなっておらず、連絡を取り合う関係は続いています。ただし契約はすべてリセットし、本当に必要なものだけに絞りました。

落とし所として、その方の保険会社の掛け捨て生命保険、月5,000円にだけ加入しています。

項目 見直し前 見直し後 削減額
保険料 月22,000円 月5,000円 月17,000円
年間換算 264,000円 60,000円 年間204,000円

月22,000円から月5,000円へ。月17,000円、年間約20万円の削減です。

保険の本質は「確率小・損失大」に備えるもの

リベ大で学んで一番腑に落ちたのが、両学長のこの言葉です。

保険は確率は低いけど、いざ起きたら損失が甚大になるものに備えるもの。

この定義で考えると、何に入るべきで何が不要かが自然と見えてきます。

必要な保険・不要な保険

入るべき保険

不要だと判断した保険

毎月払うくらいなら貯金した方が得

ペット保険や車両保険に入らない理由はシンプルです。

確率が低いリスクに対して毎月お金を払い続けるくらいなら、その分を貯金しておいた方が結果的にプラスになることの方が多い。これも両学長の教えを実践した形です。

なお、がん保険や貯蓄型保険がなぜ不要なのかは説明すると長くなるため、別記事で詳しく解説する予定です。

「なんとなく大手キャリア」という思い込みを捨てた

スマホの料金を見直す前、我が家は5人全員が大手キャリアを使っていました。特に深く考えたわけではありません。

なんとなく大手の方が安心。なんとなく電波が良さそう。ただそれだけの理由でした。

これはおそらく多くの人が同じではないでしょうか。

しかし実態は違いました。格安SIMでも電波品質は大手キャリアとほぼ変わりません。同等のことができて料金が安いなら、変えない手はないと気づきました。

5人家族で月35,000円の節約に成功

格安SIM乗り換え前後の料金比較
格安SIMへの乗り換えで、家族5人分のスマホ代を大きく削減

乗り換え前は1人あたり月約10,000円。5人で月50,000円のスマホ代でした。

格安SIMに乗り換えた結果、1人あたり月約3,000円。5人合計で月35,000円、年間42万円の節約に成功しました。

ちなみにキャリアメールにこだわる必要もありません。メールはGmailで十分です。セキュリティの観点から見てもGmail一択といえます。

正直に言うと、もっと最適な選択肢があった

格安SIMへの乗り換えは正解でした。ただ知識がついてくると「もっといい選択肢があったな」と気づくこともあります。

自分の場合、現在はY!mobileを使っていますが、さらに調べると楽天モバイルの方がコスパが良さそうだとわかってきました。

これはむしろ前向きな話です。学び続けることで最適解はアップデートされていきます。完璧な選択を待つより、まず動いて後から改善していけばいい。NISAを始めた時と同じ考え方です。

なお通話をほとんどしない人や、LINEやメールがメインの人には日本通信SIMのようなさらに安いプランも存在します。両学長もおすすめしているサービスで、使い方によっては月1,000円以下で済むケースもあります。

大手キャリアに近い品質を求めつつコストを抑えたい人にはahamoも選択肢のひとつです。自分のスマホの使い方を把握した上で、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。

支出の「見える化」が節約を加速させる

保険を見直し、格安SIMに乗り換えました。しかしそれだけで終わらせないために重要なのが支出の見える化です。

自分が実際に使っているのがマネーフォワードME。両学長もおすすめしているアプリで、銀行口座やクレジットカードと連携させることで、自分が何にいくら使っているかが一目でわかる仕組みになっています。

先月と先々月の支出を比較したり、何に無駄遣いしているかを把握したり。家計簿をつける習慣がなかった自分でも、連携させるだけで自動的に記録されるのが続けられる理由です。

節約はチーム戦

マネーフォワードMEのもうひとつの便利な点が、夫婦間での共有機能です。

節約はひとりで頑張るものではありません。両学長の言葉を借りれば「夫婦の節約はチーム戦」です。

お互いの支出を共有し、家計を二人で管理することで節約の意識がより高まります。

意識が変わると、生活全体が変わる

保険を見直し、格安SIMに乗り換え、支出を見える化する。この一連の流れを経て気づいたことがあります。

一度改善すると、無駄をなくそうというマインドが自然と身につきます。

大事なのは無理な節約をしないことです。生活を圧迫するような節約は続きませんし、満足度を下げるだけです。使うところは使い、削れるところは削る。そのバランスを意識するだけで、生活の満足度を落とさずに固定費を大幅に減らすことができます。

これは自分が実際に感じたことです。

まとめ 知らないだけで損をしている

振り返ると、保険も携帯料金も「なんとなく」で決めていました。知識がなかっただけで、長年にわたって余分なお金を払い続けていたのです。

しかし一度見直すだけで、年間62万円の固定費削減に成功しました。特別なことは何もしていません。ただ知って、動いただけです。

まず自分の保険料とスマホ代を確認してみてください。そこに眠っている無駄が見つかるはずです。

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