騙されて36万円消えた話【前編】

今回は、ビットコイン詐欺と操作ミスで合計36万円を失った話の前編です。

始まりはコロナ禍に「月3万円くらいの副業でもできないか」と思ったことでした。今思えば、その軽い検索がすべての入口でした。

騙されて36万円消えた話【前編】の概要漫画
副業の罠にハマった始まりの物語。

コロナ禍、暇になった私は副業を探し始めた

2020年頃。新型コロナウイルスが世界中を襲っていた頃の話です。

幸い自分の仕事は途切れることなく続いていましたが、意外と早く帰れたり休みが増えたりしていました。そこでふと思いました。月3万円くらいの副業でもできないかと。

情弱な自分は、とりあえずインターネットで「副業」と検索しました。今思えば、そのざっくりとした調べ方がすべての始まりだったかもしれません。

LINEへ誘導する系は疑った方がいい

検索すると、色々なサイトが出てきます。そして、ほとんどが最終的にLINEへ誘導してきます。

これは今も同じようなことが言えます。すべてとは言いませんが、LINEへ誘導する系は疑った方がいい。これは自分の経験からの注意喚起です。

気づけば色んなサイトでLINE登録をしていた自分のもとには、ネットワークビジネスや怪しい高額スクールの勧誘が次々と届くようになっていました。

ネットバイトという名の罠

そんな中、とある中華系の女性から直接LINEが届きました。

彼女が紹介してきたのは「ネットバイト」と名のついたものでした。

ペラペラのアプリをインストールすると、Amazonの商品ページのような画面が現れます。商品を1日10件ポチポチするだけ。商品価格の何パーセントかが自分の取り分になるという仕組みで、作業時間はたったの5分。それで1日約2,000円が稼げるというものでした。

引き出しには最低10,000円の課金が必要と言われました。怪しいとは思った。でも「最悪1万円ならいいか」と踏み込んでみました。

するとどうでしょう。積み上がった15,000円がきちんと引き出せたのです。

これは本物だ。世の中、楽して稼げるものもあるじゃないか。

これが罠とも知らずに、すっかり信用してしまいました。

調子に乗って5万円投入、でも気づいた

アプリには、別途入金すると1日に稼げる金額が増えるという仕組みもありました。調子に乗った自分は、トータル5万円ほど入金していました。

後で聞いた話では、100万円以上入れた人もいるらしいです。

しかしある時、気づいてしまいました。これはポンジスキームだと。新規参加者から集めたお金を運用益に見せかけて配り続ける詐欺の手口です。必ずどこかで破綻します。

そう気づいた自分は、冷静に戦略を立てました。自分が入金した金額より多くのお金を手元に残した時点で撤退する。それだけです。

作戦は成功しました。損はしませんでした。

同じグループの中で個人的に仲良くなった人には「これは詐欺だ、早めに撤退しないと酷い目に遭う」と教えてあげました。しかし夢中になっている人は止められません。結局その人は大損してしまいました。

でも、この時の自分はまだ気づいていませんでした。

「詐欺を見抜いてくれた人」こそ、本当の罠だったということに。

後編へ続く

このあと、家族の大切なお金20万円が一瞬で消えることになります。